観光案内Sightseeing
奥出雲エリア
鬼の舌震
鬼の舌震は大馬木川の急流が、長年にわたり浸食したV字狭谷です。谷底には巨岩と川の流れが生み出した侵食地形が特異な景観を作り出し、国の名勝・天然記念物に指定されています。 2013年に「“恋”吊橋」が完成し人気を集めています。 かつてこの地には玉日姫という美しい女神が住んでいました。その女神をワニが慕い、夜な夜な通ってきたのですが、それを嫌った女神は巨岩で川をせき止めて阻んでしまいました。その後、ワニは一層激しく姫を慕い、「ワニが慕った」が転じて『鬼の舌震』という名前になったといわれています。
当館からお車で約20分
絲 原 家
絲原家は、藩政期には松江藩内の9鉄師の一人として鉄師頭取も勤めました。記念館には絲原家が伝承してきた美術工芸品やたたら製鉄資料などが展示されています。隣接する絲原家の居宅は国の有形登録文化財で、建坪350坪の部屋数40室を誇る大邸宅です。四季折々の彩りを魅せる池泉回遊式の出雲流庭園は、元砂鉄採取の跡地で江戸時代末年頃から築庭にかかり、約50年後の明治時代中頃に完成したものです。与謝野晶子をはじめ、多くの文人墨客も訪れています。
当館からお車で約20分
櫻 井 家
可部屋集成舘は、奥出雲櫻井家に長年累代にわたり、伝えられてきたものを集成した歴史資料館です。 櫻井家は、戦国の武将「塙団右衛門」の末裔家です。大坂夏の陣に始祖討死の後、嫡男直胤は母方の姓「櫻井」を名乗り広島の福島正則に仕えましたが、同家改易のときから広島近郊可部郷に住み製鉄業を営みました。 第3世直重は上阿井の地に移り、「菊一印」の銘鉄を創り出しました。 また松平不昧公が命名した「岩浪の滝」の庭園も美しく秋の紅葉スポットとしても有名です。
当館からお車で約25分
金言寺大銀杏
秋の夜、暗闇にポッと浮かび上がる黄金色に輝く大イチョウ。圧倒的な存在感を放ちます。夜の闇とのコントラストもあってか、見た事もないくらい鮮やかな黄葉です。その美しい景観が認められ、【島根県景観大賞】を受賞しています。水を張った田んぼに映る【逆さまのイチョウの木】は、まるで水面をはさんで2つの世界があるような、神秘的な光景。2本の木を一緒に写せる撮影ポイントもあります。
当館からお車で約35分
船 通 山
奥出雲町と鳥取県日南町の県境に位置し、比婆道後帝釈国定公園内にあり、ヤマタノオロチ退治の舞台地として知られています。山頂には天叢雲剣出顕之地の碑があり、毎年7月28日に船通山記念碑祭・宣揚祭が開催されます。鳥上滝のある「鳥上滝コース」とブナ林の横手道をゆっくり散策できる「亀石コース」があります。登山口から山頂まで約1時間半。4月下旬~5月上旬にかけて山頂付近にカタクリが咲きます。毎年、4月29日には、この花を観察するため、横田山の会が主催する「カタクリ登山」が行われます。
当館から鳥上滝登山口までお車で約50分
奥出雲おろちループ
奥出雲おろちループは、広島県と島根県をつなぐ国道314号線の坂根~三井野原区間の高低差105mを一気に駆け上るために作られました。大小11の橋と3つのトンネルからなる日本最大規模の二重ループ方式道路です。名称の奥出雲おろちループは日本神話の「ヤマタノオロチ」より名づけられました。「道の駅奥出雲おろちループ」や「奥出雲鉄の彫刻美術館」が付近にあり、お食事や土産を購入する事ができます。
当館からお車で約40分