観光案内Sightseeing
安来エリア
金屋子神社
1200社を数える「金屋子神社」の総本山。明治14年の建造で高さ9mの御影石造りの見事な大鳥居は石造りでは日本一と言われています。昔の伝統を頑なに守るたたら職人をはじめ、鉄に関わる様々な人々の信仰を集めていて、現在でも製鉄・治金関係者らが数多く参詣しています。祭神は金山彦・金山姫命。 日照りで困っていた播磨の国に、慈雨をもたらし多くの人を飢餓から救った金屋子神。「これからは西の方へ行き、人々に鉄の製法を教えなければなりません。」と白鷺に乗ってこの地の桂の木に降り立ち、他の神様たちを導引し人々に鉄作りの技術を教えたとされています。
当館からお車で約35分
安来節演芸館
「アラッ、エッサッサァ~♪」のかけ声で始まり、安来節に合わせて腰にビク、ザルを手に、コミカルに踊る「どじょうすくい」。TVバラエティでもそのキャラが取り上げられるなど、今や全国に唄い親しまれている「民謡 安来節」の殿堂。平成18年1月に満を持して誕生しました。桟敷席をイメージしたホールでは、生の安来節(唄と踊り)が楽しめます。公演は、安来節保存会による唄、踊りの「民謡 安来節」で1日4回。演芸場は、約200席を用意し、ゆったりと鑑賞できるよう畳敷きにそれぞれ座いすが並び、2階は升席風にアレンジされています。
当館からお車で約1時間
清 水 寺
西暦587年に山城国の住人、尊隆上人によって開かれたお寺です。寺伝によると当時は山深く谷窮まり、近づく者もない気味の悪い山であった。夜になると里に向かって一条の光が現れ、里人を怖がらせていた。そんな折り、山陰道を巡錫中の尊隆上人が通りかかり、十神山の神の願いを受け、光の源を探るべく山を登ってくると、1人の白髪の老人が現れ「今日まで観音様をお祀りしてきたが、そろそろ次の世に往かねばならぬので替わりに観音様をお祀りしてくれる人を探していたと、一体の霊像を託された。尊隆上人が小さな草堂を結んで霊像を安置したのがお寺の始まりです。
当館からお車で約1時間10分
和鋼博物館
鉄の積み出し港だった安来港の近く、古来、奥出雲で「たたら」という製鉄法によって生み出された鉄の歴史や文化、産業をわかりやすく展示するミュージアム。たたらを再現して炎を燃やし、製鉄の様子が体感できる展示室や、親しみやすく鉄ができるまでの工程を解説する230インチのハイビジョン映像のほか、国の重要有形民俗文化財にも指定、明治時代に作られたという天秤ふいごなど、実際に使われていた製鉄用具の展示などを通じ、江戸時代から明治にかけ中国山地で盛んに行われていた製鉄について学ぶことができます。
当館からお車で約1時間20分